Xでフォロワーを増やしたいとき、役立つ知識やTipsを出すのは確かに有効です。むしろ、王道と言ってもいいでしょう。
ただ、それだけでは長く育てるのが難しい場合もあります。情報だけなら、今はAIや検索で十分に得られる時代だからです。人が求めているのは、投稿者の「人柄」や「体温」が感じられるポストなのかもしれません。
心理学でも、感情的なつながりが信頼や共感を生むと指摘されています。データやノウハウだけではなく、経験や思いが乗っている投稿のほうが、記憶に残りやすい傾向があるようです。
実際、仕事術だけを発信していたサラリーマン系のアカウントが、一時的に伸びたあと停滞した例があります。ところが、納期を間違えて頭を下げ、同僚と徹夜で挽回した失敗談を正直に出したところ、拡散され、その後もじわじわと増え続けたそうです。そこに「その人らしさ」がにじみ出て、フォロワーがファンに変わっていったのかもしれません。
アカウント運用は料理に似ている気がします。レシピ通りの味付け(有益情報)だけでは「まあ美味しい」で終わりやすい。でも、こだわりや背景のストーリーが加わると、「また食べたい」と思ってもらえるリピーターが生まれやすくなります。
すべてを自己開示にする必要はありません。週に1〜2回、失敗した話や、ちょっと悔しかったこと、心が動いた瞬間を織り交ぜてみるだけでも、印象は変わってくるようです。
小さな自己開示が、ただのフォロワーを「この人の話をもっと聞きたい」というファンに変えていく。そんな積み重ねが、長く続くアカウントづくりにつながるのかもしれません。
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