リカちゃんも宇宙のパワーも?話題の「面白い電話番号」を整理してみた

SNSでときどき回ってくる、こんなリストを見たことはないでしょうか。

• 自分の声が返ってくる番号 ⇒ 090-11991563

• リカちゃんが出る番号 ⇒ 0726-335566

• ドラえもんが出る番号 ⇒ 0862-248899

• お経が流れる番号 ⇒ 0924-511809

• 宇宙のパワーを送ってくれる番号 ⇒ 0663-090177

雑学アカウントで拡散されやすい定番ネタです。ただ、番号の由来や現状はそれぞれ少し違います。いまもつながるもの、番号が変わったもの、都市伝説として一人歩きしたものが混ざっているようです。

1. 自分の声が返ってくる番号

「かけた声がそのまま返ってくる」と言われてきた番号です。昔は回線の試験用や、いわゆる“ドッペルゲンガーにつながる電話”といった都市伝説とセットで語られることもありました。

いまこの番号にかけると、本当にエコーが返るか、別の相手につながるのかは時期によって変わる可能性があります。携帯電話番号は持ち主が変わることも多いので、面白半分でかけない方がよさそうです。

2. リカちゃんが出る番号

こちらは都市伝説というより、実在する公式サービスに近い話です。

タカラ(現タカラトミー)の「リカちゃん電話」は、1968年頃から続く音声サービスです。きっかけは、会社にかかってきた「リカちゃんはいますか?」という子どもの電話だった、というエピソードがよく紹介されています。当初は社員が応対し、その後は録音音声に切り替わったとされています。

リストにある 072-633-5566 は旧番号とされることが多く、現在の公式番号は 03-3604-2000 と案内されているようです。内容は季節ごとに変わり、今も一定の着信がある、という報道もあります。かける場合は、保護者の許可や通話料の確認があった方が安心です。

3. ドラえもんが出る番号

リストの 0862-248899 は、「ドラえもんにつながる」として拡散されてきた番号です。一方で、映画公開時などに小学館側が期間限定で用意したプロモーション番号(例:0570系)とは別物のようです。

YouTubeなどで「かけてみた」企画は過去にいくつかありますが、いまも同じ音声につながるとは限りません。キャラクター名を冠した番号は、当時の話題づくりや都市伝説として広まったケースが多い印象です。

余談ですが、原作には「おしかけ電話」のような、電話そのものがひみつ道具になる話もあります。番号の真偽とは別に、ドラえもんらしい発想ではあります。

4. お経が流れる番号 / 宇宙のパワー番号

リストでは「お経」と「宇宙のパワー」が別番号になっています。検索してみると、似た系統の自動音声番号が複数あり、092系や06系が「宇宙のパワーを送ります」といった案内で語られてきたようです。

声の主について、かつて超能力・念力関連の活動をしていた人物の録音ではないか、という指摘も見られます。内容は人によって「懐かしい」「独特」「少し苦手」と分かれるようです。宗教や販売と結びつけて語られる口コミもあるため、興味本位でかけたあとに別の案内が続く可能性は頭に置いておいた方がよいかもしれません。

かける前に気をつけたいこと

面白い番号としてまとめて紹介されがちですが、実際には次のような点があります。

• 番号が移転・廃止されていることがある

• いまは別の個人・事業者の番号になっていることがある

• 市外通話料や、想定より長い自動音声で料金がかさむことがある

• 「かけてはいけない電話」系の噂と混ざって拡散されている

公式と確認できるのは、リカちゃん電話の現行番号くらいです。それ以外は、雑学として眺める程度にしておく方が無難かもしれません。

公衆電話が身近だった頃は、放課後に友達とかけてみる、という遊び方もありました。今はスマホひとつで世界中の番号に届くので、当時より慎重さは必要になりそうです。

懐かしい番号、公式サービス、都市伝説が一つのリストにまとまっているのが、このネタの強さかもしれません。話題の種にはなりますが、実際にダイヤルするかどうかは、料金と相手先を確認してから判断した方がよさそうです。

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